いかめしいかめしいかの中にご飯が詰まってるあれではなく、するめの炊き込みご飯。 海外で新鮮な魚が手に入りにくい人でもするめさえあれば!! あぶって食べたら、一人であっという間に平らげちゃうするめも 炊き込みご飯にすればけっこう食べ応えがあるのだ。 しょうがの味と香りがポイント。 材料 米2合 するめ30gぐらい しょうが30~50グラムぐらい ひじき大さじ1~2 昆布3センチ角2枚程度 薄口しょうゆ大さじ2 酒又は白ワイン 適量 水 適量 準備 するめは5ミリ角ぐらいにはさみできざみ、酒をひたひたになるまで入れてもどしておく。 米はといだあと15分ほど水につけて、ざるにあげて水気を切る。 作り方 1. しょうがはよく洗って皮ごと細かく刻む。 2. 炊飯器の内釜に米としょうがと昆布を入れる。 酒に浸したするめにしょうゆを加えて混ぜ、内釜にまわしいれる。・・・・※1 3. 米2合分の量になるまで、水を加える。 4. ひじきを上からふりかけ、炊飯器で普通に炊く。 材料を合わせたらすぐに炊き始めること!!・・・・※2 5. 炊き上がったら、しゃもじでさっくりとまぜて蒸らす。 メモ ※1 しょうゆをじかに加えると、炊き上がりの味にむらができたり焦げやすくなったりする。 酒+しょうゆで混ぜてからだと、まんべんなく行き渡るというわけ。 ※2 塩分の入った水は米が吸いにくくて、しんの残った炊き上がりになる可能性がある。 そのため予め米は水のみに浸しておき、調味料は炊く直前に加えるのがコツ。 もう一点はひじき。加えてから炊かずに放っておくと、ひじきがすべての水分を吸ってしまうので×。 炊く直前にひじきを加え、炊飯器が飛ばす余分な水分で蒸しあがるというわけ。 ※3 この炊き込みご飯は一見貧しいと思えるぐらいシンプルだが、すこぶる上等な味に仕上がる。 ポイントは炊き込みで楽しむ具を絞り込んで、味を際立たせること。 「××ごはん」の××の味をご飯に炊き込んで楽しめるように工夫するのがポイント。 炊き込みご飯は「具の種類が多いほうがおいしい」と思われそうだが、 具の種類が増えるほど具から出る水分の調整が難しく、失敗の確率も高くなるし ベテランママの作ったものでないと、味のバランスがイマイチなことも多い。 水分量の調整という点では、このレシピだと乾物中心なので余分な水分が出ずに失敗が少ない。 |